2011年 10月 12日
僕自身の東京での初個展の会場となったGuardian Garden。 当時から場所こそは移転したのだが、思い出のギャラリーであることには変わりがない。 上京してすぐの頃はギャラリーを通じて撮影の仕事をもらったりしたし、講師の仕事をするようになってからも教え子の個展での我侭な展示プランをきいてくれたりと、なにかとお世話になっている。搬入の際や展示の前後のスッタフ皆さんの献身的な後ろ盾にも本当に感謝している。 そして何人もの教え子たちが、このギャラリーでの展示をきっかけに写真家として成長していった。 恩返しというにはおこがましいが、その思い出のギャラリーからの依頼で、ポートフォリオレビューをおこないました。 当日は午前中から高校生の写真部員の作品を40人ぶん講評するという激務があり、ギャラリーについた時点で既にクタクタになっていたのだが、会場でひとりひとりのポートフォリオに目を通して作者と質疑応答しているうちに、徐々に元気が漲ってくる。 今回は審査というわけでもないので、リラックスした雰囲気の中でポートフォリオを拝見しながら、目の前の作者から制作意図などを聞く。ひとりあたり15分という時間はあっという間に過ぎてゆく。途中休憩を挟んで、三時間ほどで10人の作品を見て話をしたのだが、本当に疲れるどころか沢山の元気を頂くことができた。 それほどまでに、若い作者が作品に込めた力と真摯な姿勢はポジティブなエネルギーに満ちているのだ。これから作品の完成度をより高めて、個展などで多くの人にその元気を伝播させていって欲しい。そしてまたいつか、みなさんと、みなさんの作品と再会したいと切に願います。 作品を見せてくれたみなさんと、Guardian Gardenに感謝!
by ariphoto
| 2011-10-12 19:06
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